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「保育園に空きがなくて入れないけれど、子どもを集団保育に慣れさせたい」「育休中で仕事はしていないけど、月に数時間だけでも預けられる場所がほしい」——そんな0〜2歳の子育て世帯の強い味方になるのが、2026年度から全国で本格実施された「こども誰でも通園制度」です。神戸市では2026年7月から実施施設が44施設→137施設へ大幅に増え、ぐっと利用しやすくなりました。
この記事では、神戸市の子育て世帯向けに、①こども誰でも通園制度とはどんな制度か、②神戸市の実施状況と施設数、③対象年齢と利用条件、④利用時間と料金・減免制度、⑤一時保育との違い、⑥2026年度の実施期間と予約スケジュール、⑦申込の流れ(e-KOBE・つうえんポータル・初回面談)、⑧当日の持ち物と注意点まで、公式情報をもとに完全ガイドします。これから利用を考えているご家庭の保存版です。
1. こども誰でも通園制度とは?2026年度から全国で本格実施された新しい給付
こども誰でも通園制度(正式名称:乳児等通園支援事業)は、「こども未来戦略」に基づいて創設された新しい子育て支援制度です。これまでの保育制度が「保護者の就労」を前提としていたのに対し、この制度は就労の有無を問わず、すべての子育て世帯が利用できるのが最大の特徴です。
- 時間単位で柔軟に利用:月に定められた利用可能枠(神戸市は月10時間)の範囲で、都合のよい日時に預けられる
- 就労要件なし・利用理由も不要:仕事をしていなくても、理由を問わず誰でも利用できる
- 集団保育の機会を提供:同年代の子どもと関わる経験を通して、子どもの健全な発達を後押し
- 保護者への相談支援つき:利用する子どもの保護者には、育児相談などのサポートも提供される
制度の変遷をおさえておきましょう。
| 時期 | 制度の動き |
|---|---|
| 2025年度(令和7年度) | 子ども・子育て支援法に基づく「地域子ども・子育て支援事業」として制度化。一部の自治体で試行的に実施 |
| 2026年度(令和8年度) | 子ども・子育て支援法に基づく新たな給付として全国の自治体で本格実施 |
財源には、すべての世代や企業から拠出される「子ども・子育て支援金」が充てられます。国の所管はこども家庭庁で、予約等はこども家庭庁が運用する「つうえんポータル」というシステムで行います。
2. 神戸市の実施状況|2026年7月に44施設から137施設へ大幅拡大
神戸市は本格実施に先駆けて制度を導入しており、2026年7月から実施施設が44施設から137施設へと大幅に増えました。これにより、より身近な地域の施設を選べるようになっています。
利用できる施設は、市内の認定こども園・保育所・幼稚園・小規模保育事業・家庭的保育事業などです。施設の一覧や空き状況は、つうえんポータルや神戸市の公式ページ・チラシで確認できます。
| 項目 | 神戸市の内容 |
|---|---|
| 実施施設数 | 市内137施設(2026年7月〜) |
| 施設の種類 | 認定こども園・保育所・幼稚園・小規模保育事業・家庭的保育事業 等 |
| 予約方法 | つうえんポータル(こども家庭庁の総合支援システム) |
| 所管 | 神戸市こども家庭局 幼保振興課 |
神戸市の公式ページは2026年8月31日に更新されており、制度の詳細・利用者募集チラシ・施設一覧へのリンクがまとめられています。最新情報は必ず公式ページで確認しましょう。
3. 対象となる子どもと利用条件
こども誰でも通園制度を利用するには、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 年齢:生後6か月〜2歳(満3歳の誕生日の前々日まで利用可能)
- 在籍状況:保育所・認定こども園・幼稚園・地域型保育事業(小規模保育・事業所内保育・家庭的保育)・企業主導型保育施設などに在籍していないこと
- その他:神戸市内在住の子ども(市外の子どもも一部利用可。予約開始日が異なる)
| チェック項目 | 条件 |
|---|---|
| 対象年齢 | 生後6か月〜2歳(3歳の誕生日の前々日まで) |
| 保育施設への在籍 | 保育所・認定こども園・幼稚園等に在籍していない子 |
| 保護者の就労 | 不問(就労していなくても利用可) |
| 利用理由 | 不要(理由を問わず誰でも利用可) |
「保育園の入園を希望しているけれど待機中」というご家庭も、施設に在籍していなければ対象になります。入園前の集団生活の練習としても活用できます。
4. 利用時間と料金|月10時間・1時間300円・減免制度あり
神戸市のこども誰でも通園制度は、子ども1人につき月10時間まで利用でき、料金は1時間300円が基本です。給食・おやつ代は別途実費がかかります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用可能時間 | 子ども1人につき月10時間まで |
| 基本料金 | 1時間300円(子ども1人あたり) |
| 給食・おやつ | 別途実費 |
利用料金の減免制度
世帯の状況に応じて利用料金が減免されます。該当しそうな場合は申請しましょう。
| 要件 | 減免額 | 減免後の利用額 |
|---|---|---|
| 生活保護法による被保護世帯 | 300円/時間 | 0円/時間 |
| 市民税所得割課税額の合計が77,101円未満の世帯 | 200円/時間 | 100円/時間 |
| 市が特に支援が必要と認めた世帯 | 200円/時間 | 100円/時間 |
減免を申請する場合、課税年度の1月1日に神戸市外に住んでいた世帯は、3か月以内に発行された課税証明書の添付が必要です。また、障害のあるお子さまは身体障害者手帳・療育手帳等の書類が必要になります。
5. 一時保育(一時預かり)との違い|「理由不要」と「多子割引なし」がポイント
「一時保育(一時預かり)」と名前は似ていますが、制度の考え方が異なります。違いを整理しておきましょう。
| 項目 | こども誰でも通園制度 | 一時保育(一時預かり) |
|---|---|---|
| 利用理由 | 不要(理由を問わず誰でも) | 保護者の就労・病気・冠婚葬祭など理由が必要 |
| 対象年齢 | 生後6か月〜2歳 | 施設により異なる(0歳〜就学前など) |
| 利用時間 | 月10時間まで(時間単位) | 施設により日単位など |
| 多子世帯の割引 | なし | あり(第2子以降の割引) |
| 目的 | 子どもの発達支援・育児支援 | 保護者の一時的な用事・リフレッシュ |
「理由がなくても、就労していなくても使える」のが誰でも通園制度の大きなメリットです。一方で、多子世帯の割引がない点は押さえておきましょう。
6. 2026年度の実施期間と予約スケジュール|第4期(10〜12月)は9月1日から予約受付
神戸市のこども誰でも通園制度は、2026年度を5つの期間(期)に分けて運用されています。各期の予約受付開始日は次のとおりです。
| 期 | 実施期間 | 予約受付開始(目安) |
|---|---|---|
| 第1期 | 2026年4月1日〜4月30日 | 終了 |
| 第2期 | 2026年5月1日〜6月30日 | 終了 |
| 第3期 | 2026年7月1日〜9月30日 | 6月1日(市民)/6月6日(市外) |
| 第4期 | 2026年10月1日〜12月31日 | 9月1日(市民)/9月6日(市外) |
| 第5期 | 2027年1月4日〜3月31日 | 12月頃(予定) |
予約のタイミングには次のルールがあります。
- 通常の予約:神戸市民は利用日の30日前から、市外在住者は25日前から(全市共通)
- 「余裕活用型」の施設:市民は10日前、市外は5日前から予約可能(対象施設は施設一覧で確認)
- 定期利用の例:10月1日に初回利用する場合、予約は9月1日からスタート
秋からの利用を考えているご家庭は、第4期(10〜12月)の予約が9月1日(市民)から始まったばかりの今が申込のベストタイミングです。
7. 利用の流れ|e-KOBEで申請→つうえんポータルで予約→初回面談
初めて利用する場合は、次の流れで手続きを進めます。
- 必要書類を準備する
減免を希望する世帯や、障害のあるお子さまは、該当する証明書類を用意します。 - e-KOBE(神戸市スマート申請システム)で資格確認申請をする
e-KOBEにログインし、手続き一覧(個人向け)からキーワード「_誰でも通園_」で検索して申請します。つうえんポータルのアカウントが発行されます。 - つうえんポータルで施設を検索し、初回面談を予約する
こども家庭庁のつうえんポータルにログインし、希望施設を検索して、施設との初回面談を予約します。 - 施設で初回面談を受ける
施設の紹介、持ち物やアレルギー・既往症などの確認、利用のしかたの説明があります。 - つうえんポータルで利用予約をする
面談後、利用したい日時を予約します。予約が確定すると、施設からメールが届きます。
すでに過去に同じ施設を利用したことがある場合、その施設の初回面談は免除されます(新しく利用する施設では初回面談が必要です)。
キャンセル時の注意点
- 利用日当日の午前0時以降のキャンセルは、予約した時間分が月10時間の枠から差し引かれます
- 無断キャンセル(連絡なしの不来所)も同様に月10時間の枠を消費します
限られた月10時間の枠を有効に使うためにも、予定変更は早めに手続きしましょう。
8. 利用当日の持ち物と注意点
持ち物は施設ごとに異なりますが、0〜2歳児の一般例として次のものを準備しておくと安心です。面談時に施設へ確認してください。
| 持ち物(目安) | メモ |
|---|---|
| 着替え一式 | 多めに。汚れても替えられるように |
| オムツ・おしりふき | 使い切る量を目安に |
| タオル・ガーゼ | 食事・手拭き用 |
| コップ・スプーン等 | 施設指定があればそれに従う |
| 連絡帳・連絡用バッグ | 施設指定のものを |
| 帽子・靴 | 外遊びに備えて |
利用時の注意点
- 感染症には注意:発熱・嘔吐・下痢など、体調不良のときは利用できません。施設の基準に従いましょう
- 食物アレルギーは事前に申告:給食・おやつに配慮してもらえるよう、面談時に必ず伝えます
- 慣らしは無理なく:最初は短時間から。子どもが慣れるまでは保護者の方が不安になることもありますが、ゆっくりで大丈夫です
- 予約・キャンセルはアプリで:つうえんポータルを使えば、スマホから施設検索や予約ができます
9. よくある質問(FAQ)
Q. 仕事をしていなくても利用できますか?
A. はい。こども誰でも通園制度は就労要件を問わず、理由がなくても利用できます。育休中のご家庭にも活用いただけます。
Q. 保育園の入園待機中でも使えますか?
A. 他の保育施設に在籍していなければ対象になります。入園前の集団生活の練習にもなります。
Q. 月10時間を超えて利用できますか?
A. いいえ。月10時間が上限で、翌月への繰り越しはできません。
Q. きょうだいで利用できますか?
A. はい。利用時間は子ども1人ごとに月10時間までです。ただし多子世帯向けの料金割引はありません。
Q. 3歳になったらどうなりますか?
A. 満3歳の誕生日の前々日まで利用できます。3歳以降は幼稚園・保育園などの利用を検討しましょう。
Q. 料金はいくらかかりますか?
A. 基本は1時間300円(給食・おやつは別途実費)です。生活保護世帯は0円、市民税所得割課税額の合計が77,101円未満の世帯などは100円/時間になります。
Q. 市外に住んでいますが利用できますか?
A. 一部利用できます。神戸市民より予約開始日が遅くなります(第4期は市民が9月1日、市外が9月6日)。
まとめ|0〜2歳の子育てを支える新しい制度を活用しよう
こども誰でも通園制度は、「就労していなくても」「理由がなくても」月10時間まで保育施設を利用できる、0〜2歳の子育て世帯にとって画期的な制度です。神戸市では実施施設が137施設に拡大し、より身近に利用できるようになりました。
| ポイント | おさらい |
|---|---|
| 対象 | 生後6か月〜2歳(保育施設に在籍していない子) |
| 時間・料金 | 月10時間まで・1時間300円(減免あり) |
| 施設数 | 市内137施設(2026年7月〜) |
| 申込 | e-KOBEで申請 → つうえんポータルで予約 → 初回面談 |
| 今の動き | 第4期(10〜12月)の予約が9月1日から受付開始 |
初めての登園は、子どもにとっても保護者にとってもドキドキの経験。まずは施設の見学と初回面談から始めて、お子さんのペースに合わせて少しずつ慣らしていきましょう。制度の詳細・最新の施設一覧は、神戸市公式ページと「子育て応援サイト こどもっとKOBE」で確認できます。
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