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もうすぐ夏休みも終盤。神戸市立小学校の2学期始業式は9月1日(火)。お子さんが久しぶりに登下校を始める前に、「通学路は本当に安全?」「不審者からどう守ればいい?」と心配になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
神戸市では、通学路を中心に約2,500台の防犯カメラを設置する「見る&守る」事業や、交通安全教室、ひょうご防犯ネット+など、子どもの安全を守るための公的な取り組みが数多く行われています。
この記事では、①通学路の交通安全対策、②不審者から身を守る防犯対策、③神戸市の見守りシステム(防犯カメラ・防犯アプリ)、④家庭でできる安全対策チェックリストまで、新学期前に知っておきたい「子どもの安全」を完全ガイドします。9月21日〜30日の秋の全国交通安全運動に向けた準備にも役立つ保存版です。
新学期前に知っておきたい!子どもの交通事故の現状
子どもが被害に遭う交通事故は、いつ・どこで起きやすいのか。傾向を知っておくことが、事故防止の第一歩です。
登下校時間帯・通学路で事故が集中
子どもの交通事故は、登下校の時間帯(午前7時〜8時・午後2時〜4時)と、自宅から学校までの通学路上に集中する傾向があります。特に、新学期が始まった直後は、久しぶりの集団登校や新入生の不慣れな歩行などから事故リスクが高まるとされています。
自転車事故に注意!兵庫県はヘルメット着用率が全国平均を下回る
子どもが関係する交通事故では、自転車乗車中の事故も大きな割合を占めます。2023年4月から全ての自転車利用者にヘルメット着用が努力義務化されましたが、兵庫県の着用率は調査時期により6〜8%台と、全国平均(17%前後)を大きく下回る状況が続いていました。
警察庁のデータでは、自転車乗車中の事故で頭部を負傷した場合、ヘルメットを着用していなかった人の割合は着用していた人の約1.7倍に上ります。お子さんの命を守るためにも、ヘルメットの着用は「かぶるのが当たり前」の習慣にしておきましょう。
2026年4月から自転車の「青切符」制度がスタート
2026年4月1日から、自転車の交通違反に反則切符(青切符)が適用されました。16歳以上が対象で、ながらスマホ(12,000円)や信号無視(6,000円)などが反則金の対象になります。小学生のうちから正しい自転車ルールを身につけさせることが、将来の事故防止につながります。
神戸市の自転車ルールの詳細は、こちらの記事もご覧ください。
→ 【2026年夏版】神戸市の自転車ルール・駐輪場完全ガイド
通学路の交通安全〜神戸市の取り組みと家庭でできること
神戸市では、交通安全指導員による教育活動と街頭での保護誘導が行われています。
神戸市交通安全指導員の活動
一般財団法人兵庫県交通安全協会が神戸市から委託を受け、「神戸市交通安全指導員」を運用。保育所・幼稚園や小学校、地域の集会所などに出向いて、道路の正しい歩き方や自転車の正しい乗り方をテーマにした交通安全教室を開催しています。手品や腹話術なども交えた楽しい内容で、子どもにも分かりやすく交通安全を教えてくれるのが特徴です。
- 子どもの交通安全教室:幼稚園・保育園児と小学生向け。歩行指導・自転車の乗り方指導
- オープンスクールの交通安全教室:保護者同伴で参加し、家庭での交通安全意識を高める
- 通学(園)路での保護誘導:朝夕の登下校時間に、通学路で見守り・誘導活動を実施
- 広報活動:街頭キャンペーンや交通安全ぬいぐるみ劇など
交通安全教室の申し込みは、お住まいの区を管轄する警察署の交通課(各署代表電話の末尾0110)で受け付けています。
家庭でできる通学路チェック
- 夏休み中に通学路を一緒に歩く:9月の始業式前に、実際の通学路を親子で歩いて危険箇所(見通しの悪い交差点・飛び出しやすい場所・車の出入りが多い駐車場など)を確認しましょう
- 「右・左・右」を徹底:横断歩道では手を挙げて、左右の確認を必ず習慣づける
- 反射材・ランドセルカバー:夕方の下校や冬の薄暗い時間に備えて、反射材用品やランドセルカバーを活用
- ヘルメットのサイズ確認:自転車に乗るお子さんは、頭の成長に合わせてヘルメットのサイズを再確認
不審者から子どもを守る!神戸市の防犯対策
兵庫県警の発表によると、お子さんを狙った不審な「声かけ」などは、登下校の時間帯に通学路で多く発生しています。犯罪から子どもを守るには、地域の見守りと家庭での防犯教育の両方が欠かせません。
神戸市の防犯カメラ「見る&守る」約2,500台
神戸市は、子どもの犯罪被害防止を主目的に、通学路や主要な駅周辺を中心に約2,500台の防犯カメラを設置しています。2024年度末で自治体による設置補助事業は終了し、市が自らカメラを整備・拡充する「神戸市カメラ 見る&守る」体制に移行。さらに、既設カメラの更新補助や修繕費補助も行い、地域の見守り網を維持・強化しています。
地域ぐるみの見守り活動
- 子ども110番の家:身の危険を感じたときに駆け込めるよう、通学路沿いの協力家庭や店舗にプレートを掲示する地域の防犯活動。お子さんと一緒に、自宅近くの「子ども110番の家」の場所を確認しておきましょう
- 青色防犯パトロール:青色回転灯を装着した車両で地域を巡回する活動。神戸市は活動回数に応じた報奨金や資機材の提供などで支援しています
- 青少年育成協議会:あいさつ運動や車両パトロールなどを実施し、地域の安全と青少年の健全育成に取り組んでいます
家庭で教える「いかのおすし」
子ども自身が危険を察知して身を守るための合言葉「いかのおすし」を、家庭で繰り返し教えましょう。
| 合言葉 | 意味 |
|---|---|
| いか(行かない) | 知らない人について行かない |
| の(乗らない) | 知らない人の車に乗らない |
| お(大声で叫ぶ) | 危険を感じたら大声で叫ぶ |
| す(すぐ逃げる) | その場からすぐに逃げる |
| し(知らせる) | 大人にすぐ知らせる |
神戸市教育委員会は、保護者と一緒に使える「防犯チェックシート(毎日を安全に過ごすために)」を公開しています。チェックシートで危険予測・回避能力を親子で高めることができます。
ひょうご防犯ネット+(プラス)で情報をキャッチしよう
兵庫県警察が運営する公式アプリ「ひょうご防犯ネット+(プラス)」(2025年2月リニューアル)は、不審者情報や特殊詐欺情報、交通事故情報を地図上で確認できるほか、防犯ブザー機能など安全安心に役立つ機能が満載です。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 防犯情報の地図表示 | 不審者情報(子どもに対する情報など6種別)・特殊詐欺情報・交通事故情報を地図で確認 |
| 防犯ブザー機能 | タップで大音量を鳴らし、登録メンバーに位置情報を通知(110番通報も可能) |
| ココ通知機能 | 位置情報を利用し、事前登録者に「現在地」やメッセージを通知(お子さんの居場所確認に便利) |
| エリア通知機能 | 登録した地域の防犯情報をプッシュ通知で受け取れる |
| 防犯パトロール機能 | 不審者情報や事故発生エリアを重点エリアに設定し、個人・チームで活動履歴を確認 |
アプリはApp Store・Google Playから無料でダウンロードできます(Android 8.0以降/iOS 13.0以降)。メール配信のみ希望の場合は、support@police.pref.hyogo.lg.jpに空メールを送ると登録手続きの案内が届きます。神戸市の公式サイト「防犯」ページからも案内があります。
家庭でできる!新学期の安全対策チェックリスト
9月1日の始業式までに、以下のチェックリストを親子で確認しておきましょう。
- 通学路を一緒に歩いて危険箇所を確認(夏休み中の親子ウォークがおすすめ)
- 「いかのおすし」をお子さんと声に出して復習
- ひょうご防犯ネット+アプリを保護者のスマホに登録(お住まいのエリア設定も忘れずに)
- 子ども110番の家の場所を地図で確認
- 防犯ブザーの電池・動作確認(ランドセルへの付け方も再確認)
- 自転車ヘルメットのサイズ確認・着用の約束
- 反射材やランドセルカバーの準備
- 学校の安全情報・緊急連絡網の確認(メール配信サービスなど)
まとめ:大人の「見守る目」が子どもの安全を守る
子どもの安全を守るポイントは、「地域の見守り」+「家庭での防犯教育」+「情報ツールの活用」の3つ。神戸市は通学路を中心に約2,500台の防犯カメラを整備し、交通安全指導員による教室や青色防犯パトロールなど、地域ぐるみの見守り体制を整えています。
9月1日の始業式に向けて、この夏休みのうちに通学路を親子で歩いて危険箇所を確認し、「いかのおすし」や自転車ヘルメットの習慣を改めて確認しておきましょう。9月21日〜30日の秋の全国交通安全運動は「反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践などによる歩行者の交通事故防止」が重点。新学期の安全対策の良いきっかけになります。
あわせて、新学期準備や子どものメディア対策に関する以下の記事もぜひご覧ください。
→ 【2026年8月版】神戸市の子どものメディア・ゲームとの付き合い方完全ガイド
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